２１世紀の企業評価

２０世紀は、なんと言っても
第２次世界大戦からの、
経済復興と資本主義隆盛の時代と言えるでしょう。

この過程で、石油製品の開発が進み、
日本においても、モータリゼーションを含め、
多くの石油製品依存型の、大量生産、大量消費時代でした。

２１世紀に入ると、
アメリカ主導型の経済にかげりが見え始め、
ユーロの台頭、中国、インド、ブラジルなど、
新たな大国が目覚めつつあります。

しかし、これらの台頭も、
先進諸国の経済の行き詰まりが、
新たな市場を求めてきた結果でしょう。

一方では、環境問題、特に地球温暖化が
大きなテーマとして提唱され、
さらには、これに呼応するかのように、
年収２００万時代の到来をささやき、
質素な生活観が、もてはやされつつあります。

このような時代、企業の評価も変わっていくことでしょう。

２０世紀は、とにかく大量消費。
メディアを使っていかに露出するか。
ブランド志向を以下に浸透させるか。

そこに多くの宣伝広告活動をできる企業が
勝者であったと言えます。
宣伝広告が、戦略のすべて。

しかし、最近の偽造や食品の安全性など、
もう、有名なら大丈夫！と言う時代ではないのです。

皆が使っているから、

ただそれだけの理由で、
あなたはすべてを受け入れますか？
そこに潜むリスクに目を閉じて。